以前、「コートカードの読み方」という記事を書いたのですが、やはりコートカード(人物カード)を読むのは苦手…という方は多いようですね。
コートカード(人物カード)は、その名の通り「人物」を表すカードです。
人物以外にも「状況」などを表す場合もありますが、私はコートカードが出た場合はまず「人物」として読むようにしています。
このコートカードですが、苦手ゆえにデッキの中から抜いてしまったり、コートカードが出たらそのカードを読み飛ばして読まずに終わってしまう…なんて方もいらっしゃるのではないでしょうか。
けれどちょっと待って!
それってかなり勿体ないですよ!
たとえば、時期を見るスプレッドなどを使用して、「1月から6月までの出会い運が知りたい」といった質問をした場合。
コートカードがあれば、「どの月に男性との出会いがあるか?」「その男性はどのようなタイプなのか?」がすぐに分かります。
もしキングやナイトの逆位置だった場合は、「このような悪縁がある」「〇〇といったタイプのダメンズに注意」と読むことが出来ます。
コートカードがなければ、ここまで細かく人物をイメージすることは難しいです。
ですので、コートカードが入っているととてもリーディングが楽になるんです。
また、コートカードがあることによって、「その時のその人の印象、イメージ」が分かります。
たとえば「過去」にカップクイーンの逆位置が出ていたら、「過去の相談者はとても心が不安定だったんだな」とすぐにイメージすることが出来ます。
「近い未来」にペンタクルペイジの正位置が出ていたら、「あ、相談者は近い未来、初心に戻ってコツコツ努力しはじめるな」とパッとイメージすることが出来ます。
このように、コートカードがあることによって「人物像」を簡単にイメージすることが出来ます。
他のカードが出るよりも、かなり楽にリーディングすることが可能なんです。
特に「時期を見るスプレッド」を使う場合は、コートカードは欠かせません。
コートカードに苦手意識を持っている方は、それをデッキから抜いてしまうのではなく、ぜひ積極的に取り入れて練習してみて下さい。
はじめはうまく人物像をイメージ出来ないかもしれませんが、練習を重ねれば自然とコートカードが示す「人物像」が浮かび上がってきますよ。
タロットカードは、22枚の大アルカナカード、そして56枚の小アルカナカードのフルデッキを使用することで、その力を最大限に発揮出来ると私は思っています。
大アルカナカードだけでも、コートカードを抜いたデッキでもリーディングは出来ますが、コートカードがあるからこそ出来ることもありますし、分かることもあります。
ぜひ苦手意識を無くして、コートカードと仲良くなってみて下さいね。
【通信講座メニュー】
◆タロットカード通信講座
◆タロットカード テキスト販売
【メール鑑定メニュー】
◆タロットメール鑑定
◆中国式四柱推命メール鑑定
【カードリーディングのコツ一覧】
◆タロットカードリーディングのコツ一覧
◆オラクルカードリーディングのコツ一覧
※タロットカード・オラクルカードのリーディングのコツなどをまとめた記事の一覧です。
◆占いサイト「わのおと(和の音)」ホームページ
◆お問合せメールフォーム