二者択一リーディングのやり方

質問の中でよくあるのが、「AとBのどちらが良いでしょうか?」といった、選択肢が二つ(あるいは複数)ある質問です。
例えば、

・Aの塾とBの塾のどちらが良いか
・今の仕事を続けるべきか、転職すべきか
・片思いの彼に告白すべきか、それとも諦めて別の人を探すべきか

など。
こういった二つの選択肢がある質問の場合、「二者択一法」というスプレッドを使うと
どちらの未来や結果も見ることが出来ますので便利です。

カードの並べ方、リーディングの方法

これが二者択一法のスプレッドです。
番号がカードを並べる順番になります。

これにさらに2枚追加した8枚バージョンの二者択一法もあるのですが、
オラクルカードはタロットに比べてデッキ枚数が少ないため、6枚バージョンの方を紹介しています。

1.現在の状況
2.Aに対する気持ち、状況
3.Bに対する気持ち、状況
4.Aを選んだ場合の未来
5.Bを選んだ場合の未来
6.アドバイスカード(神託カード)

まずカードを引く前に、二つの選択肢を「A」と「B」に分けます。
例えば、「仕事を続ける」が「A」、「転職する」が「B」といった感じです。
これをカードを引く前にきっちりと決めておかないと、
「あれ?どっちがどっちだったっけ?」
とカードを引いた後で困ってしまいます。
まずはどちらがどの選択肢なのかをしっかりと決めておきましょう。

「現在の状況」は、二つの選択肢を前にした「質問者の気持ち」や「状況」を表しています。
今現在の質問者はどのような気持ちなのか、どのような状況にあるのかをここで見ていきます。
ここのカードに描かれた天使や妖精が、AとBのどちらのカードを向いているかで、
「質問者はすでにこちらの選択肢に気持ちが向いている」
なんて事もわかる時があります。
もちろんケースバイケースですのですべてが当てはまるとは限りませんが、ここの天使や妖精さんたちの表情や向きなんかも注目して見て下さいね。

「Aに対する気持ち、状況」は、質問者がAの選択肢に対してどのような気持ちを持っているのか、どんな状況なのかを読んでいきます。
たとえば、質問ではAとBのどちらが良いか悩んでいると言っていたけれど、実は心の中ではすでにAの選択肢に気持ちが向いていたり、逆にAには全く興味がない、出来ればこっちは避けたい、といった気持ちや状況をリーディングすることが出来ます。

「Aを選んだ場合の未来」は、Aの選択肢を選んだ場合、どのような未来が来るのかを読んでいきます。
ここで言う「未来」とは、だいたい3ヵ月~半年、遠くても1年後程度の「未来」になります。
その選択肢を選んだことで、良い未来が来るのか、それともあまり良くないのかをここで判断していきます。

「B」側も、「A」と同じように読んでいきます。

最後に「アドバイスカード(神託カード)」を見ていきます。
このカードは、二つの選択肢を前にしている質問者に対する「今必要なメッセージ」や「アドバイス」を教えてくれています。
二つの選択肢を前に迷っている質問者に、選択する上での大きなヒントを与えてくれますよ。

二者択一法で難しいのは、

・Aが良くてBが悪かった(あるいはその逆)

という結果ならばよいのですが、

・AとBどちらも良い結果だった
・AとBどちらも悪い結果だった

というパターンもあるという点です。

どちらも良いのならばまだいいのですが、どちらも悪かったらかなりガッカリですよね(^^;)
でもガッカリする必要はありません。
もしどちらもあまり良くなかったら、

・まだ選択するべき時期ではない
・その二つの選択肢以外にも、もっと良い道がある

という可能性があります。
もしどちらも悪い結果だった場合は、もっと視野を広げて、「ふたつの道しかない!」という思い込みを手放すことからはじめてみてください。
そして「アドバイスカード」からのメッセージをよく読んで、今どうすべきかを決めていきましょう。

それでは、実際に二者択一法をやってみましょう。

サンプルリーディング

サンプルリーディングの質問は、
「今の仕事を続けた場合と、転職した場合の未来はどうなりますか?」
です。

Aが「今の仕事を続けた場合」
Bが「転職した場合」

として読んでいきます。
使用したカードは、エンジェルセラピーオラクルカードです。
(ガイドブックを見ないリーディング法で見ていきますので、本来のカードの意味とは違う場合があります)

出たカードはこちらです。

まず「現在の状況」のカードを見てみましょう。
1人の天使が座り込んでしまっています。
よく見ると、天使の周りには魚が泳いでいて、そこが海の底であることが分かります。
その魚たちは、中央の天使にそっぽを向いているように見えます。
今現在、質問者は何か落ち込むようなことがあったり、職場の人たちからそっぽを向かれている状態のようですね。
その状況が、質問者を「転職したい」という気持ちにさせているのではないでしょうか。
ただし、天使の眼光は鋭く「強い意志」を感じます。
ただ今の状況から逃げ出したくて「転職したい」と思っている訳ではなく、「どうにかしなければ」という強い気持ちが質問者の中にはあるようです。

「Aに対する気持ち、状況」を見ていきましょう。
Aは「今の仕事を続けた場合の未来」です。

カードの天使はどこか切り立った岩の上に座って、両手を広げて笑っています。
岩のてっぺんに登っていますので、「問題や困難を克服した」と感じました。
そして笑って両手を広げていますので、過去のさまざまな問題に対して、それを受け入れ気持ちにも余裕が出てきていることが分かります。
質問者は、「今の仕事を続けること」に対して、「困難を乗り越えたい、克服したい」「克服して笑いたい、余裕を持ちたい」という気持ちを持っているようですね。
現状ではそっぽを向かれていましたが、そんな職場に対してとても前向きな気持ちを持っていると言うことが分かります。

続けて「Aを選んだ場合の未来」を見てみましょう。
ひげを生やした天使が、両手から光を放っています。
その手は、片方は上げていて、片方は下げているのも印象的です。
また、生い茂ったシダのような緑色の植物にも目を惹かれました。

今の仕事を続けるという選択をした場合の「未来」は、とても良いようです。
光を放っている両手は、「受け取ること」と「与えること」を意味しているように感じました。
さらに生い茂った植物やひげを生やした天使の姿から、質問者が今の職場で成長し、立場が上になったり地位が上がることが分かります。
そのため、「受け取ること」や「与えること」といった事が出来るようになる可能性が高いでしょう。
今の職場の問題や課題を克服する、ということですね。
Aを選択した場合は、問題を乗り越えてさらに良い状況になるようです。

「Bに対する気持ち、状況」を見ていきましょう。
Bは「転職した場合」になります。

カードの天使は、向かい風に吹かれているように感じます。
その中で本を読んでいますが、どこか楽しげです。
向かい風ですので、質問者は「転職という道はなかなか厳しく、すぐには転職できないかもしれない」という気持ちを持っていることが分かります。
けれど質問者はそれをネガティブに受け止めず、「本を読む」つまり「勉強する時期、学ぶ時期」と捉えて、例えば資格を取ったりさまざまな知識を吸収して学んだりしていこうという気持ちも持っているようです。
かなりしっかりとした質問者さんのようです。

続けて「Bを選択した場合の未来」を見てみましょう。
天使が赤い実を食べています。
木にもその実がたくさんなっていて、こちらもシダのような植物が生い茂っているところが気になります。
二つの水流があるところも目を惹かれました。
「Bに対する気持ち」で、学びの時期として勉強しようという質問者さんの気持ちが暗示されていましたが、結果的にその勉強は「身に付く」ようですね。
たくさんの実がありそれを食べていますので、さまざまな事を身に付けて、それが質問者の武器になっていくのでしょう。
実は赤いですから、「情熱」を持って出来る資格や知識を身につけていくのかもしれません。
そして緑が生い茂っていますから、色々なことを学ぶことで質問者が成長していることが分かります。
ふたつの水流は、身についた勉強や資格のおかげで、転職先の選択肢が増えていくことを表しているように感じました。

Bを選択した場合は、転職はなかなか厳しいかもしれませんが、しっかりと勉強をして「色々な学び」を取り入れていくことで、将来的には有利に転職が出来ることがわかります。

最後に、アドバイスカードを見ていきましょう。
赤い服を着た天使が、両手の平の中に光を宿しています。
背景の空は、夕日と星空が描かれているのも印象的です。
質問者さんは今、職場で苦しい立場にあったり、落ち込んだりしているかもしれません。
けれど、日が沈み夜が来るように、時間と共に状況は変化していくようです。
まだ朝日は見えないかもしれませんが、ずっと今の落ち込んだ状況のままではありませんよ、とカードはメッセージを伝えています。

さらに天使の手の中にある「光」は、例えば本当にやりたいことや本当の気持ちなどを表しているように感じます。
天使は「赤い服」を着ていますので、その「本当の気持ち」とは質問者の中にある「情熱」や「やる気」といったもののようです。
今の職場での状況は良い方へと変わっていきますが、自分の中に「情熱」や「やりたいこと」などの気持ちがあるのならば、転職という選択をしても良い、ということもカードは伝えてきています。

現在の状況のカードの天使は、とても「強い意志」を感じさせる目をしていました。
この質問者はたとえ仕事を続けたとしても、転職したとしても、そのしっかりとした「強い意思」を持ち続けることで、どちらの道を選んだとしてもしっかりと歩み続けていくのではないでしょうか。

……ということが、6枚のカードから分かります。

今回の例ではAとBどちらの結果も良いものでしたが、アドバイスカードを見てみますと、「やりたいこと」など自分の気持ちを大切にしていくことを促しています。
つまり、「転職するのもアリですよ」とカードは伝えている訳です。
今質問者が一番大切にしなければならないのは、「自分の気持ちを大切にして、本当にやりたいことを選択していく」という事なのでしょうね。

こんな感じで、ふたつの道それぞれの「気持ち」と「未来」が分かりますし、さらに「アドバイスカード」を参考にして、質問者が今一番やらなければならないことや、注意しなければならないことも分かります。

AとBどちらが良いかな~?と選択肢の前で立ち止まってしまった時は、ぜひこの二者択一法を使ってメッセージを受け取ってみて下さいね。

※選択肢が二つ以上ある場合は、A、B、Cなど自由に増やすことも可能です。やってみてね♪



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