タロットカードやオラクルカードを使ってメール鑑定をすると、お客様からさまざまな質問が来ます。
その「さまざまな質問」に対応するために、使えるスプレッド(カード展開法)がたくさんあると良いですね。
たとえば、
↑こんなのとか、
↑こんな感じに、カードを並べて(展開して)、一度にたくさんのカードを使ってリーディングしていくことを「スプレッドリーディング」と言います。
このようなスプレッドが使えるようになると、一度にたくさんのメッセージを受け取ることが出来ますし、質問に対して細かくアドバイスやメッセージを伝えることが出来るようになります。
ですので、プロとして活動していくのでしたら、最低でも
・簡単なフォーカード
・二者択一スプレッド
・時期を見るスプレッド
・ヘキサグラム
この程度は覚えておいた方が良いですね。
そして一番大事なのは、それぞれのスプレッドの内容をきちんと理解しておくこと。
この質問にはどのスプレッドを使用するのが適しているのか、それをすぐに判断出来るようにならないと、使いこなせているとはいえません。
それぞれのスプレッドの特徴や内容をよく理解して、「あ、この質問ならこのスプレッドでOKだな」とすぐに判断出来るようにしましょう。
そして、お客様は占いに関してそれほど深い知識がある訳ではありません。
特にタロットやカードリーディングについて詳しく知っている方は、それほど多くないでしょう。
ですので、カードリーディングに適さない質問をしてきたり、一度に沢山の質問をしてくる場合もあると思います。
そのような時は、占者の方がその質問内容をきちんと整理してあげて、リーディングをしやすい質問に変換させていきます。
たとえば、
「好きな人がいます。どうすれば良いですか?」
という質問をいただいても、これだけではピントがぼやけすぎていてリーディングが出来ません。
ですのでこのような場合は、占者の方が質問者に寄り添ってあげましょう。
「相手はどのような方ですか?あなたのことを知っている人ですか?」
「あなたは、相手の方に告白する予定はありますか?」
「それとも、少しずつ親しくなっていきたいのでしょうか?」
「とりあえず、今のままならどうなるかを知りたいのですか?」
このように、質問者が聞きたいことをひとつずつ丁寧に聞いてあげて、
「それでは、好きな人の気持ちと今後のお二人の関係について見ていきますね」
「まずは簡単に相性スプレッドでお二人の相性を見ていきますね」
「好きな人に対して、1週間毎のアドバイスをしていきますね」
と、こちらから質問する内容を提示してあげて、適したスプレッドを使ってリーディングしていきましょう。
もし、タロット占いに適さない質問だった場合は、「なぜその質問がNGなのか?」ということを丁寧に説明すれば、大体の人は理解して質問を変えてくれます。
質問されたことは何でも答えなければならない、ということではありませんので、自分に出来ること、出来ないことをはっきりさせて、断る勇気を持つことも忘れないようにしましょう。
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