基本的なツーカード、「原因・アドバイス」「結果」の読み方

今回は、ツーカード(2枚引き)のカードの読み方を説明していきます。

スプレッドの内容

質問に対して「アドバイス・原因」のメッセージと「結果」をリーディングしていくだけの、本当にシンプルで分かりやすいスプレッドです。

この簡単なスプレッドで「カードの役割に沿ってメッセージを読む」ということを理解していけば、カードの使用枚数の多いヘキサグラムやケルト十字法も読めるようになりますよ。

1枚ずつ説明していきますね。

アドバイス・原因のカードの読み方

まず1枚目の「アドバイス・原因」のカードですが、このカードからは

・質問に対するアドバイスメッセージ

もしくは、

・質問に対して「原因はこれですよ」というメッセージ

を読んでいきます。

たとえば、「仕事を転職したいです。転職した場合、どうなりますか?」という質問で2枚引きをした場合、この「アドバイス・原因」のカードからは、

・こうすれば転職が上手くいくよ、というアドバイスメッセージ
・転職が上手くいかないとすれば、これが原因だよというメッセージ

のどちらかを読んでいきます。

タロットにはポジティブな意味のカードとネガティブなカードの両方ありますが、基本的にポジティブなカードは「アドバイス」、ネガティブなカードは「原因」として読むと、アドバイスなのか原因なのか、混乱せずにスムーズに読めると思います。

ただし、ポジティブなカードだからといって、絶対にアドバイスメッセージである、という訳ではありません。

たとえば先ほどの質問で「カップ3」の正位置が出た場合。
カップ3正位置は「楽しみ、喜び、遊び」といったようにポジティブで良いカードなのですが、

「転職に対して”遊びたい、楽したい”といった浮ついた心があることで、転職が上手くいかない可能性があります」

といったように、「原因」としてもメッセージを受け取ることが出来ます。
逆に、ネガティブなカードでも「アドバイス」として受け取ることも出来ます。

ですので「ポジティブなカードだから絶対にアドバイスメッセージ!」、と決めつてしまわずに、もう一枚の「結果」のカードや質問内容をよく理解した上で、「アドバイス」なのか「原因」なのかを判断していきましょう。

結果のカードの読み方

次に「結果」のカードですが、これは「質問」したことに対する「答え」になります。

先ほどの質問で「結果」を読む場合は、

・転職した場合、このような結果になる可能性が高そうです

といったメッセージを読んでいきます。

転職した場合どうなるのか、上手くいくのか行かないのか、転職が良いのか悪いのかを判断していきます。

この「結果」ですが、「過去・現在・未来」のスプレッドの「近い未来」と同じように、あくまで「こうなる可能性が高そうですよ」「こんな結果になりそうですよ」というものであって、「絶対にこうなります」「絶対にこの結果は変わりません」というものではありません。

アドバイスや原因を知ることでいくらでも結果は変わっていきますし、もし良い結果だとしても、その結果に胡坐をかいてしまえばもしかすると悪い結果へと変わってしまうかもしれません。

ですのでこの「結果」を読む場合は、「こうなる可能性が高そうだ」「こんな結果になりそうだ」と、あくまで予測であり絶対的なものではない、ということを覚えておいて下さいね。

悪い結果だとしても、悲観したりガッカリする必要はありません。

そのために「アドバイス・原因」のカードを引いていますので、悪い結果だった場合は「アドバイス・原因」のカードをしっかりと読んで、この「結果」を変えていくようにしましょう。

これが、ツーカード(2枚引き)の基本的な読み方になります。

 

サンプルリーディング

質問内容:今疎遠になっている友達がいます。もう一度良い関係を築きたいと思っているのですが、以前のように仲良くなることは出来ますか?

この質問で「アドバイス・原因」のカードを読む場合は、
「なぜ一度この友達と疎遠になってしまったのか、その原因」
もしくは、
「疎遠になってしまった友達と良い関係に戻れなかった場合、その原因」
という「原因」に関するメッセージか、
「友達ともう一度良い関係を築くためのアドバイスメッセージ」
を読んでいきます。

「結果」のカードからは、「もしもう一度良い関係を築こうとした場合どうなるか」、といった「結果」を読みます。

出たカード
「アドバイス・原因」ソード3の逆位置
「結果」魔術師

まず「アドバイス・原因」のカードですが、ソード3の逆位置が出ました。
ソード3は、カードの絵柄を見ても分かる通り、心にソード(剣)が突き立てられ、心を痛めている、心を傷つけられる、といった意味のカードです。
その逆位置ですので、その痛みは少し小さいとか、その痛みを乗り越える、といった意味になります。

ネガティブな意味とポジティブな意味の両方含まれていますので、「原因」となるのか「アドバイス」なのか迷うところです。
もし「友達ともう一度良い関係を築くことが出来ない原因」として読む場合は、

・友達から受けた小さな心の傷、痛みが忘れられず、そのせいで友達に対して上手く関係を築くことが出来ないようです

といった「原因」を読むことが出来ます。
アドバイスの場合は、

・もし、友達から何かしら心の傷や痛みを受けていた場合、それを許し乗り越えていくことで、友達ともう一度良い関係を築くことが出来ますよ

というアドバイスメッセージになります。

もし「原因」として上記のメッセージを受け取った場合、「心の傷」が原因であることが分かっているので、

「上手くいかないとすれば、以前友達から受けた心の傷が原因になってしまいそうです。ですので、友達から受けた心の傷を少しずつ癒していくこと、過去の友達を許し、心の傷を乗り越えていくことで、もう一度友達と良い関係を築くことが出来るでしょう」

といったようなアドバイスをすることが出来ます。
今回の場合は、「アドバイス」として受け取った内容とほぼ同じですね。
このように「原因」のメッセージだとしても、その「原因」を参考にしてアドバイスをすることも出来ます。

初心者さんに多いのが、「アドバイス・原因」のカードを見て、

「この友達ともう一度親しくなろうとしたら、また傷つけられそうです」

といった読み方をしてしまうこと。
この読み方は「近い未来予測」や「結果」の読み方であり、「アドバイス・原因」ではありません。

このカードからはあくまで「こうすれば上手くいくよ」「原因があるとすればこれだよ」というメッセージを読んでいきます。

カードの役割をよく理解して、間違った読み方をしないように注意しましょう。

そして「結果」のカードは、大アルカナカードの「魔術師」の正位置でした。
これはもう、説明するまでもなく良い結果であることが分かりますね。
「魔術師」は、「新たなスタート、はじまり」「自信」「無から有を生み出す」といった意味があります。
もし、これからそのお友達と良い関係を築こうと行動すれば、もう一度良いスタートを切ることが出来ますよ、今度は自信を持って友達と対等にお付き合いしていくことが出来ますよ、良い関係を生み出していくことが出来ますよ、といった可能性が高いことが分かります。

大アルカナカードですので、その意味合いはとても強く、過去の関係よりももっとずっと良い関係性を築くことが出来る、と読むことが出来ます。
この「結果」の読み方で、初心者さんがよく間違うのが、

「アドバイスカードのメッセージに従った場合、こうなりますよ」

という読み方をしてしまうこと。
今回なら「心の傷を乗り越えていくことで、友達と良い関係を築けそうですよ」という読み方ですね。
この読み方は間違いです。

もし「結果」が悪いカードだった場合、アドバイスメッセージに従って行動しても「悪い結果なってしまう」ということになります。
それではアドバイスの意味が無くなってしまいますので、おかしいですよね。

この「結果」あるいは「近い未来」は、あくまで「今のままならばこのような結果(近い未来)になる可能性が高いです」というもので、アドバイスに従った場合の「結果(近い未来)」ではない、ということを覚えておいて下さいね。

 

メッセージのまとめ例

もしこのお友達との関係をもう一度築こうとした場合、今度はとても良い関係性を築くことが出来そうです。
過去にお友達から受けた心の傷や痛みがまだあるかもしれませんが、それを乗り越えていくこと、友達を許していくことで、さらに良い関係を築くことが出来たり、自分に自信を持ってお友達と対等な良い関係を築くことが出来るでしょう。

 

2枚のカードから、このようにメッセージをまとめることが出来ますよ♪

まずはこのツーカード(2枚引き)で、「カードの役割に沿ってメッセージを受け取っていく」ことを覚えてみて下さいね。



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