タロットカードを準備して、タロットの意味や解釈を知るための本も準備して、さてタロットで占おう!と思った時。
やらなければならないことがあります。
そう。
“タロットに何を聞きたいのか?”
“質問の内容”
を決めなければなりません。
この「カードに何を聞くか?」をきちんと決めておくことは、とっても大切ですよ!
というのも、タロットカードも他のカードも、“質問したこと”に対して答えをもたらしてくれるからです。
なので、曖昧な内容だったり、的のずれた質問だったり、カードリーディングに適さない質問だったりすると、とたんにカードが濁ってしまい、カードからメッセージを受け取りにくくなってしまいます。
逆に言えば、質問内容さえしっかりとしていれば、カードリーディングはか・な・り楽になりますよ♪
まずは、質問したい内容を決めます。
たとえば、仕事で悩んでいるAさんが、
「私はこの先どうなりますか?」
このような質問をしたとします。
けれど、これだけではかなり的が広く、質問内容が曖昧なため、出るカードもはっきりしない可能性が高くなってしまいます。
仕事で悩んでいると言っても、その理由はさまざまです。
上司や同僚との関係で悩んでいるのか、営業成績で悩んでいるのか、転職したくて悩んでいるのか、もっと他にやりたいことが出来て悩んでいるのか。
一度、その悩みの内容をはっきりさせて、整理しましょう。
そして、その悩みを踏まえて、「これから先どうなりたいのか」まで考えてみましょう。
たとえば、
・転職で悩んでいる。勇気を出して転職をした場合、スムーズに行くかどうか、また良い転職先に巡り合うために必要なアドバイスメッセージが欲しい
・職場の上司との関係に悩んでいる。この上司とうまくいくために必要なアドバイスと、これから先どのような関係になっていくのか知りたい
・もっと営業成績を上げていきたい。これから先営業成績が上がるのか、上げていくためのアドバイスメッセージが欲しい
このように、「仕事に関して悩んでいる」というその内容の詳細をはっきりさせ、さらに「転職したいのか」「上司との関係を良くしていきたいのか」など、自分の中で「どうなっていきたいのか」を決めて、その上でアドバイスや未来や結果をリーディングしていくことが望ましいです。
さらに、聞きたいことが決まったら、今度は使用するスプレッド(カード展開法)を決めていきます。
上記の内容でしたら、「結果」や「未来」「アドバイスメッセージ」が欲しいということですので、ヘキサグラムやケルト十字法などを使うのが望ましいですね。
〇ヘキサグラム
〇ケルト十字法
単にアドバイスだけ欲しいのでしたら、1枚引きで十分ですし、「上司の自分に対する気持ちと、上手くいくためのアドバイスが欲しい」というのであれば、相性スプレッドや、単純に2枚引きでそれぞれのメッセージを受け取っても良いです。
〇相性スプレッド
スプレッドを決めてから質問内容を決めるのではなく、聞きたいことを整理した上で、それに合ったスプレッドを使用していきましょう。
こうすることで、質問が適していなくて読みにくいということが無くなり、スムーズにカードからメッセージを受け取ることが出来るようになりますよ。
そしてこれも大事なことですが、質問内容はきちんと書き留めておきましょう。
カードを引いた後になって、「あれ?仕事に関するどんなことを質問したんだっけ?」「上司との関係についてだっけ?それとも人間関係全体に関してだっけ?」と、忘れる事がホントに多いんです。(^^;)
嘘だーと思うかもしれませんが、ホントですよ。
ですので、きちんと紙に書いておけば、カードを引いていざリーディングをする、という時に悩まなくて済みますのでお勧めです。
また、出たカードやリーディング結果も一緒に書き留めておけば、それだけで勉強になりますし、記録として残りますので後々になって参考になりますよ。
タロットカードは当てっこゲームやビックリショーではありませんから、何も質問せずにズバリすべてを正確に答えてくれる訳ではありません。
きちんと聞きたいことを整理し、「自分はどうなりたいのか、どうしたいのか」をはっきりとさせて、その上でカードに質問をして、その質問に適したスプレッドを使ってリーディングをしていきましょう♪
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