メンターを持つ

この記事を読んで下さっている方の中には、カードリーダーさんや、今からカードリーダーとなってお仕事をしたいと思っている方もいらっしゃると思います。

もちろんカードリーダーさんじゃなくても良いんですけれど、もしカードリーディングのお仕事をされる場合は、

メンターを持つ

ことを心掛けて下さい。

メンターとは、「指導者、助言者」という意味です。
あなたを導いてくれる存在のことですね。
別の言い方をすれば、「尊敬出来る人」「信頼できる人」でしょうか。
カードリーダーとして活動していきたいという方、そうでないかたも、このような「メンター」となるべき人がいると良いと思います。

カードリーダーとして活動していきたい、カードリーディングのお仕事をしたいということは、人々を癒し、導き、お役に立ちたい、という事ですよね。
その夢を叶えるためには、まずは自分自身が導かれ、癒されていなければなりません。
自分が導かれてもいないし癒されてもいないのでは、誰の事も導いたり癒したりすることはできないですよね。

そのためにも、メンターは必要なんです。

それにカードリーダーとはいえ、もちろん人間ですからどうしても迷うことがあったり、つまずくことだってあります。
または、カードリーディングが出来るということで高飛車になってしまったり、エゴに支配されて道を踏み外しかけてしまう人もいます。

そんな時、自分にとって「メンター」となるべき存在がいると、たとえば悩みを聞いてもらって新たな道を示してもらえたり、高飛車な態度をぴしゃりと改めさせてもらうことが出来るんです。

そのような存在がいると、安心感もありますし励ましにもなりますよね。

ぜひ、あなたにとって「メンター」となるべき存在を見つけてみて下さい。
きっと、「あ、もしかしてあの人のことかな？」と思い当たる人がひとりやふたりはいるのではないでしょうか(^^)

ただし、気を付けておくべき点は、2つ。

・メンターに依存し過ぎないこと。
・メンターとの波長が合わなくなることもあるということを理解すること

です。

まず「メンターに依存し過ぎないこと」ですが、自分にとってのメンターを持つようにすることは良いことですが、依存しすぎてメンターがいないと何もできない、という状況に陥ってしまわないようにしましょう。

メンターはあくまで「助言者」です。
選択するのも決めるのも自分。実際に行動するのも自分です。

メンターに依存し過ぎないようにしましょう。

まぁまともなメンターなら、依存してると感じた時点でそう忠告してくれるか、ばっさりとご縁を断ち切られると思います。
依存させてくるようなメンターならば、それはメンターではなくエゴの塊です。
もしそのようなメンターに出会ってしまったら、こちらからすっぱりとご縁を切って下さい。

そして、「メンターとの波長が合わなくなることもある」ということも知っておきましょう。

私も以前、メンターと呼べるような人がいました。
いわゆる霊感があり、スピリチュアルについて色々なことを教えて下さった方で、私生活でも色々とアドバイスを受けていました。

けれどお付き合いをしていくうちに、どんどん波長が合わなくなって来たんですよね。
たしかにスピ系の能力は高いのですが、なんていうか、私の価値観と違うということに気づいてしまって。
色々あってその人をメンターとは感じなくなってしまい、知人としてお付き合いしていくことも出来なくなり、今は完全にご縁を断っています。

けれどそのメンターが悪いという訳ではありませんよ。
メンターだって人間ですから、欠点も人間くさい部分もあります。エゴだってあります。完全な人なんて誰もいないんです。

ですので、どれだけ素晴らしい人でも、価値観が合わなかったりどうしても受け入れられない部分は出てきてしまいます。

周りの人は「あの人いいよ」と言っていても、自分には受け入れられない、という事もあるんです。
そう感じたら、そっと離れるだけでＯＫです。今までありがとうございましたと、感謝の気持ちでさよならしましょう。
そうすると、自然とまた別の新しいメンターが現れますよ。

ただし、「私のメンターは誰！？」と慌てて探そうとすると、失敗してエゴにまみれたメンターと出会ってしまいますので、自然に任せて直感で動いていくことがポイントです。

あなたの人生は、あなたのものです。
けれどたったひとりで道を進んで行くのではなく、時には友達や仲間の手を借りて、時にはメンターに道を示してもらって。律してもらって。
そんな風に周りから手を借りながら、自分の気持ちに従って前へ進むことが出来れば、きっと素晴らしい人生になると思います。