前回、「悪い結果が出た場合の伝え方」という記事を書いたのですが、今回はその逆、「良い結果が出た場合」について書いてみたいと思います。
他者リーディングで良い結果が出た時、ちょっとホッとしますよね。
結果を伝えやすいですし、何より「良い結果」という事自体が嬉しいですからね。
けれど、たとえ「良い結果」だったとしても、やはり伝え方には注意が必要です。
というのも、「良い結果を伝えたら、実際にはその良い結果を逃してしまった」というパターンに出くわしたことが何度もあるからです。
これは私がタロット修行中だった頃、1000人以上無料リーディングをしていた頃のことなのですが、
・良い結果だった人のその後が、あまりパッとしない
という方が結構いらっしゃったんですね。
はじめのうちは、私のタロットの腕が悪いんだ、当たっていなかったんだと思っていたのですが(まぁその可能性ももちろんありますし、実際にそうだった方もいるとは思うのですが)、よくよく話を聞いてみると大体の人は同じことを言っていたんですよ。
・良い結果だったので、その後何の努力もしなかった
これです。
「良い結果」が出たことで「わー良い結果だ!良かったぁ!」とホッとして、その後の努力を怠ったり行動しなかった、という方が結構多かったんですよね。
「結果」や「近い未来予測」は、あくまで「今現在から見た結果、近い未来」です。
つまり、努力を続けて来た人ならば、「そのまま努力を続けた場合の結果・近い未来」になります。
けれど、「良い結果」を聞いてしまって、「良かったぁ」とその努力を放棄してしまったら……
行動することを辞めてしまったり、やるべきことをやらずにいたら……
当然ですが、「結果」「近い未来」は変わってきます。つまり、良かったはずの結果が変わってしまう、良くない結果になってしまう、ということになります。
ですので、「良い結果」が出た場合、それをそのまま伝えるのはもちろんOKですが、
・努力することを忘れないこと
・行動したり、やるべきことをしっかりとやらないと意味がないこと
・気を緩めたりサボったりしないこと
・良い結果だからこそ、しっかりと地に足を付けて行動すること
も、きちんと伝えるようにしましょう。
これホント大事です。私も修行中につくづく身に沁みました。
これの真逆になりますが、「悪い結果だったけれど、アドバイスに従ってめっちゃ頑張ったら良い結果になった」という方も何人も見てきました。
タロットでは「別れ」のサインしか出ていなかった人が、その後婚約出来たということも実際にありました。
「悪い結果」を自分でしっかりと受け止めて、「何が原因なのか」「どうすれば良いのか」をきちんと考え、行動したことで、この「悪い結果」を変えていったんですね。
このようなことがありますので、本当に「伝え方」は大事です。
ただただ「良い結果」「悪い結果」を伝えるのではなく、良い結果ならばその後の心構えについて、悪い結果ならばどうすれば良い結果になるのかを、しっかりと伝えるようにしていきましょう。
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