複数のデッキを使ったリーディング法

今回も引き続き、クリスマス企画でいただいた質問にお答えしようと思います。
いただいた質問はこちらです。

オラクルカードを複数のデッキを使って占うリーディングの仕方が知りたいです。

 

オラクルカードは通常44枚~45枚で1デッキの構成になっています。
ワンカードやスリーカードリーディングくらいならばこの枚数でも良いのですが、たとえばケルト十字法やヘキサグラムなど、7枚とか10枚のカードを使うスプレッドリーディングをする場合、1つのデッキだけではなかなかリーディングがしにくいんですよね(^^;)

何故かというと、44枚中10枚のカードを使うということは、何度も繰り返しやっていると、同じカードばかりが出てしまう可能性が高いから、です。
メッセージの幅も広がりませんし、やっていてもつまんない(笑)

ということで、使用枚数の多いスプレッドリーディングをする時は、2種類のデッキを混ぜ合わせて使うことをおススメします。

もちろん、ワンカードリーディングでも、「もっとたくさんのカードの中から1枚を引きたい!」という場合は、ぜひ2種類のデッキを使ってカードを引いてみて下さい♪

2種類のデッキのカードの混ぜ方ですが、以前書いたこちらの記事では「2種類のデッキをわしゃ~と混ぜて」と、テーブルの上に広げてシャッフルしていますが、この方法だと混ぜにくいしカードが痛みやすいんですよね(^^;)
カードが分厚いので、なかなか混ざらないですし。

なので、2種類のデッキを混ぜ合わせる時は、2つのデッキを重ねて、頑張ってざっくりとカードをカットして下さい。

(※カット=トランプを切るように混ぜ合わせること)
(※シャッフル=テーブルの上にカードを広げて、両手で混ぜ合わせること)


2種類のデッキを重ねて、このままカットしていきます。

かなりカットしにくいと思うのですが、こぼれないように注意しながらゆっくりと混ぜて下さい。
この時はざっくりとで構いません。


10回カットすると、これだけざっくりと混ざります。
この程度で十分です。

これをテーブルの上に、扇状に広げます。

そして、扇状に広げたこのカードの中から、左手で必要な枚数を素早く引いていきます。

この「素早く」というのがポイントです。

「どれにしようかな~」
「さっきAのデッキのカードを引いたから、今度はBのデッキのカードにしようかな~」

とか余計なことは考えない!
何も考えず、ただ手が伸びるままパッパッと引いて下さい。

この時、カードを引いた順番が分からなくならないように注意して下さいね。
必要な枚数を引いたら、スプレッドの形にカードを並べていきます。


これはケルト十字法です。
画像では9枚しかありませんが(1枚見切れちゃった…)、10枚のカードを使用します。

もちろん、はじめに質問の内容と使用するスプレッドを決めてからカードをカットして引いて下さいね。

カードを引いた後に「どんなスプレッドにしようかなー」「どんな質問にしようかなー」と考えるのは間違いですよ。
質問内容と使用するスプレッドは、事前にしっかりと決めて意図して下さいね。

カードを並べたら、質問の内容に従ってリーディングしていきます。
このリーディングの方法は、通常の方法でOKです。
2種類まぜたからといって、特別なリーディングはありません。
ひとつのデッキでリーディングをする時と同じように、リーディングして下さい。

これで、2種類のデッキを使ったリーディングが出来ると思います。

カードをカットする時がちょっと大変ですが、別々のカードをまぜて使うことでまた違った楽しさがあります。
自分が好きなデッキ同士を組み合わせるのも良いですね。

ドリーンさんのカードはほぼすべてカードサイズが同じですので、混ぜて使いやすいです。

ぜひお気に入りの2種類のデッキを混ぜて、カードリーディングにチャレンジしてみて下さいね。



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