タロットカードの上達法（２）

こんにちは。

このブログの記事でも何度か書いていますが、タロットカードの上達法は、

回数（経験値）を重ねること！

です。

何度もカードを引いてリーディングをして、とにかく練習を重ねることが大切ですよ、それが一番の上達法ですよ、と何度か解説してきました。

けれど、ただ回数をこなせば良いというものではありません。

カードを引くたびに、カードの読み方やそのカードの意味・解釈をコロコロと変えてしまう。
ただ何となくカードを引いて、何となくメッセージを読んでいる。

このようなカードリーディングでは、どれだけ繰り返してもなかなか上達しないと思います。

特に質問も立てず、ただカードを引いて、出たカードを何となく読む……みたいなことだけを繰り返している方は、出来ればそれは辞めて下さい。

カードは、質問に対する答えを出してくれます。
つまり、質問がなければ、曖昧でハッキリとしないメッセージしか出せません。
その曖昧なメッセージをいくら読もうと思っても、上手く読めるはずがありません。
結果的に「出来ない」「難しい」と感じてしまい、タロットリーディングを楽しめなくて挫折してしまいます。

ですのでタロットカードリーディングの練習をする場合は、以下のことをチェックしてみて下さい。

まず質問する内容を決める

まずは、しっかりと質問する内容を決めて下さい。

「今の自分に必要なメッセージが欲しい」
「今週を楽しく過ごすためのアドバイスが欲しい」
「〇〇に対するメッセージが欲しい」
「〇〇した場合、どのような未来になるのか知りたい」
「〇〇で成功したいけれど、どうすれば上手くいくのかアドバイスメッセージが欲しい」

こんな感じに、しっかりハッキリ質問内容を決めましょう。
出来れば紙やノートに書いておいた方が良いですね。
カードを引いてリーディングをする段階になって、聞いたことを忘れてしまう、というのはよくあります。
曖昧なリーディングをしないためにも、きちんと書き出してからカードを引いてみて下さい。

カードはシンプルに読む

初心者さんは、まずは一枚引き、ワンカードリーディングをしてみましょう。
質問内容をきちんと決めたら、カードをカット＆シャッフルして、カードを1枚引きます。
そして出たカードは、ごちゃごちゃと深読みせずに、シンプルに、素直に読んでいきましょう。

出たカードは、質問に対する「答え」です。

「〇〇した場合、どのような未来になりますか？」

と質問したのであれば、

「〇〇した場合、このような未来になりますよ」

とカードは答えてくれます。
その質問に沿って、出たカードのメッセージを素直に、シンプルに読んでみて下さい。

質問内容、出たカード、リーディングメッセージを記録する

もし余力があれば、質問内容、出たカード、リーディングメッセージをノートなどに記録していきましょう。

ただカードを引いてリーディングをするよりも、それを「書くこと」でより一層覚えるのが早くなったり、「書く」という作業をしている中で「あっそうか！」と気づきやインスピレーションを得やすくなりますよ。
なによりも、ノートを1冊書き終わった後などはものすごく達成感があります！
また、記録していくことでそれらはすべてあなたの財産になりますよ。
モチベーションにもつながりますので、ぜひノートに記録してみて下さい。

他者リーディングもおススメです

お友達やご家族など、タロットカードに興味があったり理解がある人が身の周りにいるのであれば、どんどん質問を受けてリーディングをしてみて下さい。

自分では出来ていたつもりでも、実は全然出来ていなかった！分からないことが意外と多かった！
といったことに気付けると思います。

他者リーディングは本当に練習になりますよ。

お相手には「これが練習であること」「上手く出来ないかもしれないこと」をしっかりと伝えておいて、トラブルのないようにして下さいね。

このように、曖昧なままカードを引いて、曖昧になんとなくカードを読むのではなく、しっかりとリーディングをする回数を重ねていきましょう。
練習すればするほど、カードリーディングは上達してますます楽しくなっていきますよ。

ぜひやってみて下さいね。(^^)/